小中学校特別支援学校高校向けネットワークソリューション
文部科学省の「GIGAスクール構想」に対応すべく、全国の自治体、教育委員会で、新しいPCやネットワークの検討が進んでいます。フォーティネットは、拠点ルーターや基幹スイッチとしてFortiGateをさらに校内LANをセキュアで高速なネットワークとして構築するSDブランチソリューションを提供しています。
文部科学省「GIGAスクール構想の実現」における要件
- 校内通信ネットワークの整備(高速大容量のネットワーク)
- 児童生徒一人一台端末の整備
- 先端技術の採用
≫ 小中学校特別支援学校高校における、インターネット接続設備、校内LAN設備の整備が急務
拠点ルータ+基幹スイッチ 構成例
拠点ルータ+基幹スイッチ 構成例
< 拠点ルータ/ 基幹スイッチとしてのFortiGateの特徴 >
- SINET接続、 ISP接続、閉域網接続に対応したルータ
- SD-WANルータとしてクラウドサービスやコンテンツに応じたローカルブレイクアウト(LBO)を提供
- VPN機能によりセンター接続にも対応
- 次世代ファイアウォール*1 でネットワークを分離し教員と生徒を保護
- クラウドによるログ保存も可能
モデル別製品仕様
以下の表は生徒数に応じた構成例となっています。アンチウイルスやWebフィルタリング、不正侵入検知(IPS)、プロキシなどの機能をご利用の際には別途サイジングが必要となり、モデルが変更となる可能性があります。
生徒数 | 想定必要帯域 *2 | モデル | 提供機能 |
---|---|---|---|
300名 | 750 Mbps | FortiGate 60F | ルーティング、SD-WAN、ファイアウォール、アプリケーション制御 |
600名 | 1.5 Gbps | FortiGate 100F | |
1,000名 | 2.5 Gbps | FortiGate 200F + FortiSwitch 124F |
*1) 次世代ファイアウォール機能のうち、ファイアウォール、アプリケーション制御を提供。アンチウイルス、Webフィルタリング、IPS、プロキシなどをご利用の際には別途ご相談ください。
*2) 文部科学省「標準仕様書」に基づき、1台当たり2.5 Mbpsで必要帯域を算出。
校内LANネットワーク 構成例
校内LANネットワーク 構成例
< 校内LAN セキュアSDブランチの特徴 >
- 拠点ルータ、基幹スイッチをFortiGate一台で提供
- ネットワークの集中管理に対応
- ネットワークトポロジ表示が可能 *3
- 1Gbps対応LANスイッチ *4
- 高速無線LAN(4 × 4 MIMO、 802.11 a/b/g/n/ac対応)
- 複数種類(Windows OS、Chrome OS、iPad OS)の端末を認証後ネットワークに収容
FortiGateから見るネットワークトポロジ
規模別構成例
以下の表は生徒数に応じた構成例となっています。製品モデルや台数はサンプルで、実際の教室数など校内の環境によって、LANスイッチおよび無線アクセスポイントの数量は変動します。
生徒数 | ルータ/基幹スイッチ | LANスイッチ | 無線アクセスポイント *4 | 提供機能 |
---|---|---|---|---|
300名 | FortiGate 100F | FortiSwitch 124F-FPOE x 1台 | FortiAP 431F x 8台 | 有線LAN、無線LAN、SD-WAN、ファイアウォール、アプリケーション制御、PoE給電、ネットワークトポロジ表示 |
600名 | FortiGate 200F | FortiSwitch 124F x 1台 FortiSwitch 124F-FPOE x 2台 |
FortiAP 431F x 15台 | |
1,000名 | FortiGate 600F | FortiSwitch 124F x 1台 FortiSwitch 124F-FPOE x 3台 |
FortiAP 431F x 25台 |
*3)端末の脆弱性や利用者の画像を表示するにはFortiClient EMSが必要になります。
*4)無線アクセスポイントは一教室あたり1台の設置を想定しています。